新しく家を買う・住み替えるというタイミングで、常について回るのが、
新築と中古、どちらの物件を購入したほうがいいのだろう？という
疑問だと思います。
それぞれメリットとデメリットがあるので、ご自身の目的や
ライフプランに合わせて物件を選定することが大事です。
不動産屋目線から見たそれぞれの本当のメリットとデメリットを以下に
記載いたしましたので、是非参考にしてみてください。
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-------新築・中古どっちがオトク？それぞれのメリット・デメリット-------
【目次】
① 新築物件のメリット・デメリット
② 中古物件のメリット・デメリット
①新築物件のメリット・デメリット
まず前提として、新築のデメリットはほとんどありません。
あるとすれば、新築物件に関してはカーテンレールや網戸、
テレビアンテナ、エアコン、照明など、
一般的に家にあるものが一切ない状態での
購入となるため、別途費用がかかる点です。
また、新築物件は物件が完成する前に募集が開始されるため、
内見ができないままの購入になるケースも多々あります。
そのため、完成してから、思ったよりも少し雰囲気が違う。。。という
事がある可能性があります。
ただし、同じ施工業者の完成物件は数多くあるため、
近くの完成物件を参考例として見させてもらうことで
こちらのリスクを軽減することができます。
一方で新築のメリットとしては、
設備が新しく、外装・内装が綺麗なことはもちろん、
新築物件には10年保証があり、引き渡しから10年間の
瑕疵（かし）保証への加入が法律によって義務付けられています。
そのため、10年以内に見つかった欠陥は建築会社や施工会社などに
保証を求めることができます。
また、最新の設備を取り入れている場合、断熱性が高かったりする
点からも、中古物件よりも維持費が安く抑えられるケースが多いです。
②中古物件のメリット・デメリット
中古物件のメリットはなんといっても価格帯と
自由度ではないでしょうか。
木造住宅の場合、築30年を超えると家としての
価値がほぼゼロとなるケースがほとんどのため、
物件によってはほぼ土地代のみの価格で
手に入れることができます。
また、エアコンや照明など、すでに設備が備わっている
物件も多いので、ここも価格面でのメリットと言えるでしょう。
さらに、近年、平均家族構成人数が少なくなった事もあり、
最近の新築物件は少し小さめに作られるケースが
多くなりました。そのため、広い家に住むことを目指すとなると
中古物件の方が母数が多くなります。
広い家をリノベーションすることで新築よりも大きな家で、
新築一戸建てと同等の住宅性能を得ることも可能です。
デメリットとしては、築浅の物件の場合、
新築価格よりも高い値段での
購入になってしまうケースがある点です。
例えば、新築で購入した方が3年でお家を手放す場合、
多くの方が残債が無くなるような金額での売却を考えます。
35年ローンを組んでいた場合、築浅であればあるほど
残債が多く残っており、売却にかかる仲介手数料なども
考慮して売り出すとなると、新築時と同じまたは
それ以上の価格での売却となります。
さらに、これは業者により異なりますが、オーナーが変わると、
新築時の10年保証が継続できないケースもありますのでここは必ず
確認するようにしましょう。
以上の点から、築浅の中古物件の場合は新築よりも
高い値段になってしまう且つ保証が継続できないリスクが
あることを頭に入れておきましょう。
また、一般的に家の価値は木造であれば1年ごとに5%の割合で
減少していきます。
そのため、中古物件を購入してすぐに売却したとしても
手元に残る金額は思ったよりも低くなってしまう
というのがデメリットではないでしょうか。
以上、新築と中古物件それぞれのメリットと
デメリットを紹介致しました！
お伝えしたもの以外にも、細かい部分でのメリットと
デメリットはありますが、ご自身のご予算や
今後のライフプランによってどちらを選択する方がいいかは
決まってきます。
新築と中古で悩まれている方がいらっしゃいましたら、
長年の不動産業界での経験から、
それぞれの方にあったアドバイスをさせて
頂きますのでいつでもお気軽にご連絡くださいませ！
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